東日本大震災

アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流(キズナ強化プロジェクト)
「日韓青少年共同ボランティア活動事業」韓国側団員による外務省訪問

平成25年2月

  • (写真)
    (学生代表の挨拶)
  • (写真)
    (全員の集合写真)
  1. アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流(キズナ強化プロジェクト)の一環として行われる「日韓青少年共同ボランティア活動事業」の下,2月11日から17日まで訪日中の韓国の大学生及び大学院生約30名が,12日午後外務省を訪問し,森本日韓交流室長と懇談しました。
  2. 冒頭,森本室長から歓迎の言葉を述べるとともに,平成23年3月の東日本大震災の際に隣国である韓国から多くの支援を受けたことに改めて感謝の意を示しつつ,本プロジェクトの趣旨を説明し,帰国後は,日本での経験,特に被災地視察で学んだことを,ぜひ周囲の人達に伝えて欲しい旨述べました。
  3. 続いて,韓国側団員を代表し,学生代表の亜洲大学校の牟相彦(モ・サンオン)さんから挨拶があり,本プロジェクトを通じた訪日招請に感謝の言葉が述べられると共に,世界的に環境破壊が深刻な今,日本から多くの点を学びたい,また,被災地訪問を通じ多くのものを直接見て感じ,それを帰国後に多くの人に伝えると共に,交流を通じ日本と韓国の友情を育んでいきたい旨述べました。
  4. その後の質疑応答では,政府の今後の青少年交流事業の実施予定,日韓交流の現状,被災地域の現状等について質問があり,森本室長から回答しました。また,その他,韓国の学生からは,今回の日本訪問を通じて期待していること等について発言がありました。
  5. 今後,韓国側団員は,岩手県で日本の被災地の学生達と合流し,主に陸前高田市にてボランティア活動をするとともに,被災地域の方々との交流や被災復興をテーマにディスカッションを行う予定です。また,その後,2月21日から27日にかけては,日本の被災地の学生達が訪韓し,今般訪日している韓国側団員と共に韓国内で被災地の情報発信を行うとともに,ボランティア活動等を行う予定です。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る