平成23年6月18日
6月18日(土曜日)午後、気仙沼を訪問したユドヨノ大統領夫妻は、経済連携協定(EPA)に基づき来日し、被災地で活動している看護師・介護福祉士候補者と懇談した。
(1)インドネシア側から、マルティ外務大臣夫妻、スヤント政治・法務・治安担当調整大臣、ディポ内閣官房長官、ギナンジャール大統領諮問会議委員ほか同席。日本側から、松本外務大臣ほか同席。
(2)宮城病院(宮城県山元町)、舟山病院(山形県米沢市)、松風荘・松陽苑・松寿園(宮城県名取市)、さくらの郷(岩手県奥州市)から3人の看護師候補者(うち1名は本年度看護師国家試験合格者)及び7人の介護福祉士候補者が参加。また、これらの病院・介護施設の代表者が参加。
(1)大統領夫妻は、インドネシア語で、看護師・介護福祉士候補者に激励の言葉をかけ、候補者がこれに応じる形で懇談が行われた。
(2)インドネシア日本友好協会(インドネシア側団体;ラフマット・ゴーベル理事長)は、被災地でインドネシア人を受け入れている20の病院・介護施設に各々100万円の寄付金を贈った。
(3)アニ大統領夫人は,候補者に洋服や雑誌を差し入れ。
(4)松本外務大臣は、被災地で活動するインドネシア人候補者を「友好の象徴」と讃え、受入病院・介護施設とともに謝意を表明。
(1)ユドヨノ大統領は、皆さんが、被災地で日本の復興を助け、両国の架け橋として頑張っていることに謝意を表明。
(2)国家試験に合格した候補者が「一番漢字が難しい」と紹介したのに対し、アニ大統領夫人は、看護の知識があっても、病院・介護施設ではコミュニケーションが大切である旨述べた。
(3)ユドヨノ大統領は、日本語学習については労働移住大臣及び国家教育大臣が検討している、不屈の精神で頑張って欲しいと激励。