4月5日,イタリア外務省国際会議場で,「日本に対する友情と連帯(Friendship and Solidarity to Japan)」会合が開催されました。会合には幅広い分野を代表する多数の関係者が集まり,追悼と連帯の意が表明され,支援の提案や募金の呼びかけが行われました。イタリア外相等が,忍耐強く努力する日本人に感動したとの言葉や,(ラクイラ地震に対する日本政府の支援について言及し)今度はイタリアが支援する番であると発言しました。
6月16日,マドリードで,スペイン訴訟代理人評議会(「訴訟代理人」は,弁護士よりも訴訟事務に関して広範な任務を有する法律専門家)が,東日本大震災における日本国民の模範的な振る舞いを称え,日本国民に対し,2011年「共生と寛容」賞(Premio a la Convivencia y a la Tolerancia)を授与する旨決議し,日本大使に銀製のプレートを授与しました。授与式には,デ・ラ・ベガ前第一副首相,コンデ・プンピド検事総長,フランシスコ・ルビオ国務院院長,カルロス・ディバール最高裁長官等を含む約500名が出席しました。5月15日,バルセロナ西方の国際的観光地シッチェス市の公会堂で,同市在住の音楽家や詩人等が,日本に対する支援のための音楽演奏,詩の朗読等の文化行事を開催しました。