
「がんばれ日本! 世界は日本と共にある」(世界各地でのエピソード集)
北米(カナダ)
カナダ(平成23年5月26日現在)
- カナダ国内の日本大使館や日本総領事館に対し,要人から市民までの多くの方からお見舞いや支援の表明が行われました。体の不自由な方から,自由がきかず,日本総領事館に来ることはできないが,メールを送付するので,記帳に加えて欲しいとの依頼もありました。
- 小さなコミュニティを含む,数多くの町で募金や被災者,滞在邦人へ励ましが寄せられています。また,カナダ人の学生や市民から,義援金,ボランティア支援など被災者のために役立ちたいという問い合わせが多く寄せられています。
- 連邦や州政府要人から市当局,実業者,プレス,市民が,震災に深く同情し,草の根のチャリティ・イベントや募金活動等の様々な形での活動が広がっています。
- 市民から,被災者を自宅等で受け入れることが可能なので,遠慮無く申し出て欲しいとの多くのメールが届いています。
- 氷点下の厳しい寒さや雪の中,多くの方が,在カルガリー日本総領事館に義援金を持って訪問しました。80歳のカナダ人女性は,数十年前に3年間ほど日本に暮らしたことがあるので,大災害のニュースに接し,いてもたってもいられなくなり,駆けつけたと話しました。15歳の高校生は,20人ほどのクラスメートから集めたわずかな金額であるがと顔を赤らめながら,コインの山を窓口に差し出しました。ブリティッシュ・コロンビア州から郵送された書簡には,24年前のJETプログラム開始年に,同事業により日本に派遣されたと記されていました。
- バンクーバー市内小学生が,被災地の小学生宛てに励ましのメッセージカードを作成し,代表者により日本総領事館に届けました。
- 3月15日,日本大使が公式訪問したケベック州議会で,「日本国民への連帯推進に係る動議」が提出され,満場一致で採択されました(同州議会で,外国の震災にかかる連帯推進の動議が提案され,採択されるのは今回が始めて)。続けて,議会出席者及び聴衆の全員で黙祷が行われました。
- 3月15日,ニューブランズウィク州のセント・トーマス大学で祈りが捧げられた。
- 3月18日,CBCバンクーバー・ラジオが,地震に関する特別番組を終日放送。日本への支援,募金を呼びかけました。
- 3月18日,NHK交響楽団のモントリオール公演の冒頭,主催者から地震の犠牲者及び被災者に対してお見舞い等の言葉が述べられ,NHK交響楽団理事長から同団員の中にも被災者がいるが,一所懸命演奏したいとの挨拶が述べられました。そして,指揮者の発案により,予定の演奏曲に入る前に,献奏曲として「G線上のアリア」が演奏され,観客約2,000名はスタンディング・オベーションをもって拍手を送りました。
- 3月19日,オタワ市グロチェスター高校生徒のジャックリーンさん(日本語を履修中)が,友人や母親とともに作成された千羽鶴が,片言の日本語を交えつつ日本大使に渡され,大使館記帳台に飾られました(23日,記帳に訪れたハーパー首相にその千羽鶴を紹介し,日本大使から折り鶴一羽を同首相に渡しました。)。
- 3月19日,カルガリー,カルガリー市日系カナダ人協会が,募金イベントを実施。同イベントの行事の一つとして,カルガリー在住チリ人によるバンド演奏が行われました。演奏者は「チリ沖地震の復興に日本が多大な支援を行ってくれたことへの感謝も込めて,この演奏を通じて少しでも恩返しがしたい」と話しました。
- 3月19日,語学学校Culture and Language Connectionsが,クッキー&クラフトセールを開催し,募金活動。
- 3月20日,モントリオール,モントリオール日加協会が,Japanese Craft Festivalを開催。
- 3月20日,Academie Martiale Sereiが,ブラジリアン柔術セミナーを開催し,募金活動。
- 3月20日,バンクーバー・アングリカン・カテドラル教会で,地震犠牲者を悼むミサ。
- 3月20日,マニトバ日系カナダ人文化センターで,マニトバ州日系カナダ人協会が義援金募金イベントを開催。400名以上の市民に加え,同州首相も出席。
- 3月20日,カルガリー市日本語補習授業校の中学2年生の女子生徒達を中心に,大手スーパーマーケットで募金活動が行われました。
- 3月21日,ウィルファート下院議員・加日議連共同議長のイニシアティヴにより,カナダ議会下院にて黙祷が捧げられました。同議員は,日本に対するマッチング基金(カナダ国民個々人から集まった寄付と,その同額をカナダ連邦政府が拠出する仕組み)を,ハイチやパキスタン被災支援で実施したように設置すべしと閣僚に要請しました。
- 3月23日,ケベックにて,Bobby Bazini ,William Deslauriers等多数のアーティストが,地震・津波の犠牲者のために「Japon 2011, Je me souviens(2011年日本,私は忘れない)」と題したイベントを開催。
- 3月24-27日,ケベック・日本友好協会が,カナダ赤十字と協力し,市内ショッピングセンターで募金活動を実施。
- 3月25日,ケベックのラバル大学にて,コントラバス演奏によるチャリティ・コンサートが開催。
- 3月25日,アルバータ州大麦委員会が,州内大麦生産農家に対して募金を求めることを発表。レスリー委員長は,「日本はカナダが精算する高品質の大麦を正当に評価し,高い価格で購入してくれている。こうした日本と強い絆を築くことは我々の役割であり,それに向けて生産者と協力できることに感謝している。」と述べました。
- 3月25日,ラジオ・カナダ(全国フランス語テレビ局)とモントリオール交響楽団の共催(同楽団音楽監督であるケント・ナガノ氏の提案)で,チャリティーコンサート(220名参加)が開催され,ラジオ・カナダ番組「Une heure sur terre / L'OSM et Radio-Canada en solidarite pour le Japon」で生放送され、またフランスの国際放送TV5でも世界的に放送されました。
- 3月26日,カルガリー市の和食レストランが発起人となり,ベトナム,イタリア及び地中海料理の各レストランと共催で,市内のコミュニティー・センターにて義援金募金イベントを開催。朝から一日中,本格的な降雪に見舞われたが,参加者は200名を越しました。
- 3月26日,カナダ文明博物館大ホールにて,Ottawa Symphonic Ensembleと韓国大使館との共催によるチャリティ・コンサートが開催されました。これは元々,同アンサンブルの結成記念コンサートとして企画されていたものを,震災を受け,収益金の半分を地震被災者への義援金としたものです。
- 3月26日,モントリオールのコンコルディア大学が,日本映画上映イベント「Fantasia」を開催し,募金活動を実施。
- 3月26日,ニュー・ブランズウィック州フレデリクトンのGrace Memorial協会と日本人会有志が,募金活動を実施。
- 3月27日と4月3日,日系コミュニティ紙Coco Montrealが,日本文化(歌,映画,折り紙,習字等)を紹介するイベント「Aidons le Japon(日本を助ける)」を開催し,募金を呼びかけました。
- 3月27日,ウェスティン・ホテル(会場を無償提供)で,JETAAオタワ(JET同窓会オタワ支部)が募金行事を実施(Otto-Wa Taikoグループによる太鼓演奏あり)。
- 3月28日,スティーブストン仏教会が,午前8時から午後8時までの間,犠牲者の冥福を祈る会を実施。
- 3月28日,オタワ市内の小学校教員が,福島在住経験をもとに,福島の被災状況や日本の文化の紹介を全校生徒約700名に対し(1クラス30分ずつ),朝から夕刻まで実施。
- 3月28日,プリンス・エドワード・アイランド州(「赤毛のアン」の舞台の島)議会議長が,議会で被災者に対する記帳を本年4月末まで受け付けることを発表。発表文の中で,ケイシー議長は,「プリンス・エドワード島と日本とは特別な関係にある。州民は,当然のこととして,震災に見舞われた日本国民に対し,お見舞いと友情の意を示すことを望んでいる。」と述べました。
- 3月29日,オタワ市内にある複数の移民教育施設(市の補助金支援を受けている,移民のための当座2年間の語学・職業訓練学校)が連携し,チャリティ・バザーを実施。
- 3月29日, トロント大学にて,トロント・ジャパン・ソサエティが,「Ashita」と銘打った,当地の舞踏家,音楽家,ファッション・モデル等が参加するチャリティー・パフォーマンスを実施。
- 3月31日,カナダ調理財団オタワ支部に属する12名の有名シェフが,「がんばれ日本,がんばれ東北」をテーマに,震災支援ディナーを市内ホテルで開催。
- 3月31日,ノース・バンクーバー市のキャピラノ大学にて,大学教授や学生による記帳集の日本大使館への贈呈式が行われた。式の冒頭,同学長は「キャピラノ大学は地震及び津波の被害に心を痛めています。今回の地震及び津波で家族や友人を亡くした方々に対し,深く弔意を表します。」と述べました。また,式典前には折り鶴を折るワークショップが開催されました。
- 4月1日,ノース・バンクーバー市にある私立ボドウェル高校で,生徒会による募金活動の報告会と,総領事館への募金贈呈式が行われました。
- 4月2日,モントリオールの日本語センター(民間の非営利日本語教育機関)に通う子供達が,スーパーマーケットのレジで袋詰めを手伝って,募金活動を行いました。
- 4月2日,モントリオール市で,チャリティ・イベント「Art for Japan Exhibition」が開催され,芸術作品の販売等が行われました。
- 4月3日,写真家クリストファー・パイク氏が中心となり,被災地への募金と応援メッセージを送るウォーキングを実施した(約400名が参加)。参加者は赤と白の服(日本とカナダ共通の国旗の色)を着てバンクーバーの中心街を練り歩き,募金を集めました。
- 4月3日,バンクーバー市内のレストランが,チャリティ・ジャズ・イベントを開催し,被災者への募金を集めました。
- 4月3日,日本人有志による募金活動Hug for Japan Fundraisingがオタワ近郊の教会で行われました。
- 4月4日,トロント・ジャパン・ソサエティが,チャリティ夕食会を開催。
- 4月5日と17日,カルガリー市日系カナダ人協会が,対象層を変えて,チャリティ・イベントを企画。協会幹部は考え得ることは全て実践したいと述べました。
- 4月6日,リッチモンド市で,ライオンズクラブ,中国系及びインド系のコミュニティ等がチャリティ・ディナーを共催し,約500名が参加。
- 4月6日,コメディアンのJoey Elias氏が,チャリティ・イベントJoey Elias Showcaseを開催。
- 4月7日,オンタリオ州議会が,日本大使を議会演説に招きました(外国人として25年ぶり)。ピータース州議会議長は「ここにいる我々全て,そして全オンタリオ州民は,この危機にあって日本の皆様と共にある」と挨拶し,マッギンティ州首相及び各党党首3名も日本との連帯を示す答辞をそれぞれ行いました。その後,州政府閣僚,州議会議員,傍聴者を含めた全員が,1分間の黙祷を捧げました。
- 4月8日,マギル大学で,フィルム上映McGill Student End of Term Film Screeningの際に募金活動が行われました。
- 4月8日,リッチモンド市のレストランで,カナディアン・インターナショナル・エデュケーション・アシスタンス・ファンデーションが,復興支援チャリティ・ディナーを開催(約500人が参加)。収益金は,被災地へ医師・看護師を派遣しているNPOへ寄贈されました。
- 4月8日,キティマット市のロイ・ウィルコックス・エレメンタリー・スクールの関係者3名が,日本総領事館を訪問し,大きな千羽鶴と義援金を贈呈。千羽鶴は同校の生徒が3週間かけて折ったもので,約800㎞離れたキティマット市からバンクーバーに前泊して,日本総領事館に届けられました。日本語を書ける生徒から「皆様,元気で頑張って下さい」とのメッセージが添えられていました。
- 4月8日,ホワイトホース市のユーコン・カレッジ関係者が,同カレッジのカフェテリアで,チャリティ・オークション及び募金活動を開催し,多くの学生や市民が参加。
- 4月9日,モントリオールの和太鼓グループ「嵐太鼓」等が,チャリティ・コンサート「嵐太鼓・Matsu Take Ensembleベネフィット・コンサート」を開催。
- 4月10日,バンクーバー・アカデミー・オブ・ミュージックにて,バンクーバー交響楽団主催のチャリティ・コンサートが開催されました。
- 4月10日,バンクーバー市内で,日本で語学教育等を行ったことのある青年のグループが,チャリティ・ウォーキングを実施。雨天でしたが,多くの参加者が集まりました。
- 4月10日,モントリオール市内のベトナム・コミュニティがチャリティ・イベントを開催。
- 4月11日,モントリオール在住の日本人フルート奏者等が,チャリティ・コンサート「アリクター~東日本大震災のためのチャリティーイベント~」を開催。
- 4月11日,バーナビー市のグラッドストーン日本語学園校長及び生徒が,集めた義援金を日本総領事館に届けました。
- 4月13-14日,オタワ市内の国立芸術劇場で開催される「ヴィヴァルディ・四季」コンサートが,同劇場のコンサート・マスターであるカワサキ・ヨウスケ氏(日系米国人)と世界的指揮者ズッカーマン氏の発案で,チャリティ・コンサートとされました。コンサート終了後,オーケストラ団員有志が募金箱を抱えて出口付近に並び募金活動を行いました。
- 4月14日,和太鼓グループ及びフルート演奏家等が,チャリティ・イベント「Made4Japan」を実施。
- 4月15日,バンクーバー・アルペン・クラブで,ジョー・パワーズ氏とナオコ・アオキ氏が,タンゴ・ライブ2011の特別イベントとしてチャリティ・コンサートを開催。
- 4月15日 ケベック州シャルルボアで,料理人協会がチャリティ・ディナーを開催(70名参加)。ディナーの中で,ケベックシティー在住の日本人が中心となり,折り鶴の作成,クラリネットによる日本の名曲演奏,墨絵のデモンストレーションが行われました。
- 4月16日,マギル大学学生が,ダンス等を通して義援金を集めるイベント「The Jam 4 Benefit Show」を開催。
- 4月16日,モントリオール日系文化会館が,和食,和太鼓,日本の踊りを中心にしたチャリティ・イベントを開催。
- 4月16日,リッチモンド市で,外資系ホテル及び地元コミュニティが,チャリティ・ディナーを開催(100名以上参加)。
- 4月16日及び17日,オークリッジ・センターで,バンクーバー生け花協会がスプリング・ショーを開催し,会場で募金活動を実施。
- 4月17日,オタワ市議会場で,少年音楽家のスタンリー及びカーソン・レオン兄弟とフルーリー市議会議員が,チャリティ・コンサート「Raising Hope with Music」を開催(オタワ市長,国会議員らが参加。約200名参加)。コンサートでは,福島県にいるオタワ出身の英語教師ジェマ・ヴィラヌエヴァ氏からの日本復興を願う手紙が読み上げられました。
- 4月18日,モントリオールを拠点とする日本人フルート奏者,バイオリン奏者とチェコ出身ピアノ演奏家が,ポーランド総領事館でチャリティ・コンサートを開催。
- 4月19日,モントリオールのCollege Stanislasが,華道,茶道,篠笛等を披露するイベントを開催し,募金活動。今後は,同校を含む,世界各地(米,中,チリ,UAE,モロッコ)の仏政府海外教育庁(AEFE)認定校と共に募金活動を行い,集まった募金はAEFEを通じて赤十字社等に送付する予定。
- 4月19日,クイーン・エリザベス劇場で,個人やビジネス団体の作ったボランティア団体バンクーバー日本地震支援基金が,慈善コンサート「頑張れ日本!」を開催(満席)。グラミー賞受賞経験のあるバンクーバー交響楽団や,バンクーバー地域の太鼓奏者等数十名が演奏を披露。同基金はこのコンサート以外にも募金活動を行っています。
- 4月20日,芸術家組織が,チャリティ・イベント「Montreal loves you Japan」を開催。
- 4月21日から23日,ケベック・日本友好協会が,カナダ赤十字と協力し,ケベックシティー内のショッピングセンターにおいて募金活動を実施。
- 4月26日,マギル大学の日本人講師(ピアニスト)他が,同大学音楽学校で,チャリティ・コンサートDisaster Relief Benefit Concert for the victims in Japanを開催。
- 4月28日,モントリオール市民有志が,チャリティ・イベントMTL4Japan(Montreal at Le Drugstore for Japanを開催。
- 4月30日,モントリオール市内のカフェで,チャリティ・イベントGet back on your feet Japan (立ち直れ日本)が行われた。
- 4月,大原流生け花オタワ支部が,日本大使館講堂で,生け花のワークショップ及びデモンストレーションを実施して募金行事を実施。
- 5月7日,モントリオール市内で,有志がサルサダンスを通したチャリティ・イベントSalsa for Japanを開催。
- 5月22日,カナダで活動する音楽家(フルート奏者,ピアニスト,ソプラノ歌手)が,モントリオール・アカデミー会の協賛で,チャリティ・コンサートJapan Nation of Resilience(復興に,心をこめて)を企画。
- 5月22日,モントリオール在住のジャズ演奏家が,チャリティ・コンサート「Du Jazz pour le Japon Montreal(日本のためのジャズ)」を企画。
- 5月26日,ビクトリア市のSELKIRK MONTESSORI SCHOOLの生徒,教師,保護者代表が日本総領事館を訪れ,お見舞いとして千羽鶴,生徒たちの手形を模した希望の花輪及び俳句,写真によるメッセージ集を渡しました。同校では,生徒の発案でチャリティ・イベントHOPE FOR JAPAN・がんばれ日本を開催し,日本国旗掲揚,国歌斉唱,キャンドル・サービス,黙祷,「春が来た」の斉唱,俳句披露,千羽鶴贈呈,ソーラン節の踊り,ゲストによる琴の演奏,日本語クラスの生徒による劇,募金活動,自作Tシャツの販売,ベイクセール等を実施。
- サックヴィルのマウント・アリソン大学で,募金活動が行われると共に,学生が千羽鶴を折りました。
- モントリオールで,日系文化会館を中心とした日系人社会等が,日系人社会,大学関係者,管轄州日系団体,日本人会等多くの団体や個人が様々なチャリティ・イベント及び募金活動を企画・実施。
- 多くのバンクーバー市民が,フェイスブック上で,「バンクーバーからの愛」とハートで書かれたプラカードと自分の顔写真を掲載し,募金を呼びかけました。写真家,映画,TV関係者などが発起人。
- トロントの日系文化会館で活発な募金活動。また,トロント市の様々なコミュニティが,各種募金活動を実施。
- ノバ・スコシア州ハリファックス近郊に住む8歳の少年が,Facebookを通じて友人らに呼びかけ,日本支援のための千羽鶴を作成。少年の父親は日本大使館に千羽鶴を届けたい少年のために丸二日かけてオタワまで車を運転しました。
- バンクーバーのマデレーンさん(6歳)が,200カナダドルを目標にリサイクルのボトルを集めて募金活動を行っていたところ(ボトル入り飲料の代金にデポジットが含まれるので,飲み終えたボトルを集めて店等に持ち込むとデポジット分が渡される。),地元新聞社が彼女の活動を報じた記事を通じてその活動を知った地域企業,住民が協力し,1,030カナダドル分のボトルリサイクル代金が集まりました。彼女の父が勤める会社が募金活動を通じて集まったのと同額程度を寄付し,合計2,060ドルになりました。
- Monkey Majikメンバーで仙台在住のBlaize及びMaynard Plant兄弟が,地震発生以降ツイッターで積極的に被災地より発信しています。ツイートの一つでは「多くの人々が助け合っており,自分は日本に住んでいることが非常に幸せである。」と述べています。
- オタワ日系協会のSachiko Okuda理事が,各種募金活動(コンサートイベント,市内日本料理レストラン等での募金箱設置,カナダ赤十字社)について呼びかけました。
- オタワにて,Rebbeca Cragg女史(元JETコーディネーター,現在,茶道等を教授)が,自分の仕事を通じて募金活動。
- ブリティッシュ・コロンビア州アシュクラフト町役場等主催で募金活動を実施。
- ブリティッシュ・コロンビア州インバーミア町(人口5千人弱)の在留邦人が,義援金を募り,募金者に折り鶴を提供。
- バンクーバーの日本人学生団体有志が募金活動を始めた他,多数の日系団体と共同で,「BC Japan Earthquake Relief Fund(BC日本地震支援基金)」を設立。チャリティ音楽会等のイベントも企画。
- バンクーバー・ホワイトキャップス(北米プロリーグMLS,平野孝選手が昨季まで在籍)の開幕戦の観客席で,巨大な日の丸が掲げられ,試合中に観客によってスタンドを一周。カナダ赤十字社の協力により,巨大スクリーンや場内放送などを通して募金活動が行われました。
- バーナビー市のMoscrop Secondary School高校の学生が,千羽鶴の作成を校内に呼びかけ,募金活動を行いました。1日で千羽鶴は完成し,1,284ドル以上の義援金が集まった。千羽鶴は日本総領事に渡され,総領事館の記帳所に飾られました。