
「がんばれ日本! 世界は日本と共にある」(世界各地でのエピソード集)
アジア(台湾)
台湾(平成23年3月26日現在)
- 高雄市のタクシー運転手が,高雄日本人学校入り口に設けられた募金箱を目にして,「自分も日本を応援したい」と車から降り,募金箱に寄付しました。
- 台湾中学校(日本人学校と姉妹校)の生徒から,寄付金とともに,千羽鶴と「日本がんばれ」のメッセージが交流協会事務所に届けられました。
- 3月18日,台湾赤十字社と17テレビ局等が,4時間以上のチャリティ・イベントを開催しました(17テレビ局で同時生中継)。各界の著名人が数多く出演。番組終了時の義援金総額は約7.9億元(約23.7億円)。同金額は,2009年に台湾で発生した大水害への義援金総額を上回り,歴代記録を更新。
- 3月18日,南投県埔里鎮公所前で鎮長が日本支援を宣言し,市民に協力を訴えました。
- 3月22日,紙教堂(阪神・淡路大震災時に神戸に建てられ,1999年の台湾中部大震災の後,埔里鎮に移設された)において祈祷会が実施されました。
- 3月26日,埔里芸文センターにおいてチャリティ・ショー及び義援金活動を実施。多数の演奏者が参加し,埔里鎮公所職員や多くの市民から義援金が集められました。
- 救援隊が活動(東京からの移動及び活動場所への移動)のために利用したバスの運転手は,自らも被災者であるにもかかわらず,早朝(5時頃)から長時間熱心に活動を支援し、援助隊が活動を終了し東京に戻った際,涙ぐみながら援助隊に対して謝意を述べました。
- 台南市中西区郡王里の里長以下4人が,市民から募金,署名を集めて交流協会高雄事務所を訪問。「日本は台湾の兄貴分であり,ニュースを見ていると自分のことのように心が痛む。」と涙を流しました。
- 全く日本と交流のない地元の小学校を含め,多くの学校での募金活動の模様が連日報道されました。中には,親からもらった1回分の朝食代20元(約60円)を寄付し「すぐにお昼ご飯の時間になるので,大丈夫。」と言った生徒がいたことが報道されています。
- 高雄市職員が,管理職は1日分の給与,その他職員は金額自由で募金を実施しました。
- 高雄市内在住の日本人音楽家により,支援に感謝するコンサートが開催され,多くの市民が出席。出席した市民からは,「台湾が災害に見舞われた時に日本はいち早く支援してくれた。今度は自分たちの番」と,その場で多くの義援金が集められました。
- 義守大学が,被災地から留学生20名(大学院4名,大学生16名)を受け入れる特別奨学制度(大学院は2年間,大学は4年間の授業料免除等)を発表。