
日・スペイン社会保障協定(仮称)第3回交渉の結果について
平成20年9月4日
- 日・スペイン社会保障協定(仮称)締結に向けた第3回交渉は、9月1日(月曜日)から9月4日(木曜日)まで、マドリッド(スペイン)において開催された。
- この交渉には、日本側から岡田隆外務省欧州局政策課長及び小出顕生厚生労働省年金局国際年金課長ほか、外務省、厚生労働省及び社会保険庁の関係者が、スペイン側からテレサ・ヒラルデス労働移民省国際社会関係局次長その他のスペイン政府関係者が、それぞれ出席した。
- 今次交渉において、日・スペイン双方の社会保障制度の間における二重適用の調整及び年金受給権確立のための保険期間の通算を主な内容とする協定について大筋合意をみた。今後はテキストの確定に向け、必要な作業及び調整を行い、出来る限り早期の署名を目指すこととなった。
(参考) 日・スペイン両国間においては、平成18年3月にスペイン側から社会保障協定締結に向けた交渉開始の申し入れがされた。その後、両国の年金制度に関する当局間の情報・意見交換が数回にわたり行われてきたが、日・スペインの社会保障協定の正式交渉が平成20年1月から開始され、5月の第2回交渉を経て、今般第3回交渉を行ったものである。