(1) 我が国は、グルジアの領土一体性の原則に基づく平和的解決を一貫して支持している。これまでに、ロシア側が、停戦合意に従って、ロシア軍を撤退させる動きを見せていることは一定の評価に値するが、我が国として、フランスの調停による停戦合意の6原則が確実に実行されることが重要であると考えている。この6原則に基づくコミットメントを完全に果たすことを求める。
(2) 我が国としては、ロシアがG8のメンバーとして、地域の安定のために責任ある行動をとることを望んでいる。
(3) このような動きの中で、昨25日、ロシア議会は、南オセチア及びアブハジアの独立承認の問題を検討するよう大統領に求める決議を全会一致で採択したが、我が国としては、かかる動きを強く懸念している。