(1) パイユOIF事務総長特別顧問より、OIFの幅広い活動分野において、日本とOIFの取組が相互の協力に基づきより高い効果を生むことへの期待が述べられた。そして、10月にケベックで開催される仏語圏首脳会議(フランコフォニー・サミット)に対し、日本の参加の招請が行われた。
(2) これに対し、小野寺副大臣より以下を述べた。
(イ) OIFがアフリカにおいて文化・言語多様性の促進など、さまざまな活動を展開されていることを高く評価し、今後、様々な課題に対してOIFとの協力を進めていきたい、特に、貴機関の主導の下、図書館と文化施設を兼ねたセンターを設置するCLAC(クラック)プロジェクトについては、アフリカにおける教育の発展に大いに貢献していることを評価し、この分野で日本が協力できる案件を共同で作っていきたい。
(ロ) 日本が仏語圏首脳会議への参加を招請されたのは初めてのことであり、招待に感謝する。日本が国連など国際社会でより重要な役割を果たしていく上で、多くの仏語圏諸国の支持と協力を得ていきたい。