
「平泉―浄土思想を基調とする文化的景観」の世界遺産一覧表への記載推薦に関する国際記念物遺跡会議(イコモス)の評価結果及び勧告について
平成20年5月23日
- 5月23日(金曜日)、我が国政府が、ユネスコ世界遺産センターに世界遺産一覧表記載への推薦書を提出している「平泉―浄土思想を基調とする文化的景観」について、世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)による評価結果及び勧告がユネスコ世界遺産センターを経由して我が国政府に通知された。なお、世界遺産一覧表の記載可否は、この勧告を踏まえ、第32回世界遺産委員会(本年7月2日(水曜日)から7月10日(木曜日)、於:カナダ、ケベック・シティ)において決定されることとなっている。
- イコモスの評価結果及び勧告
「平泉―浄土思想を基調とする文化的景観」については、世界遺産一覧表に記載される物件として求められている「顕著な普遍的価値」の証明等との関係で、イコモスの評価結果が示され、世界遺産一覧表への「記載延期」の勧告がなされた。
- 今般のイコモスの評価結果及び勧告につき、第32回世界遺産委員会に向けて、文化遺産の国内推薦官庁である文化庁を中心に分析を行い、世界遺産委員会を構成している委員国(21ヵ国)の本物件に関する理解を得られるよう政府として努力していく予定。
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