報道発表

日露の隣接地域における生態系の保全及びその持続可能な利用の分野における協力に関する第1回日露専門家会合の結果について

平成20年5月21日
  1.  5月20日(火曜日)から21日(水曜日)までの2日間、日露の隣接地域における生態系の保全及びその持続可能な利用の分野における協力に関する第1回日露専門家会合が東京(三田共用会議所)において開催された。この専門家会合には、日本側から武藤顕外務省欧州局ロシア課長を団長とする外務省、環境省、水産庁、北海道庁の関係者及び学術機関の専門家が、ロシア側からナイリ・ラティポフ外務省アジア太平洋地域諸国日本部長を団長とする外務省、天然資源・環境省等の関係者が出席した。
  2. この専門家会合は、本年4月14日に行われた日露外相会談において、本年5月下旬に本件会合を開催することで一致したことを受けて開催されたものである。
  3. この専門家会合では、オホーツク海を始めとする日露の隣接地域において生態系の保全及びその持続可能な利用の分野における協力を進めていくことが双方の利益となることが改めて確認されるとともに、この分野における具体的な協力の方向性について両国の専門家間で議論が行われた。双方は、今回の議論を踏まえ、協力の方向性を示す政府間プログラムを作成するための作業を加速することで一致した。 
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