報道発表

「日露運輸協力に関する政府間作業グループ」の開催結果について

平成20年3月7日
  1. 3月7日(金曜日)、モスクワにおいて、「日露運輸協力に関する政府間作業グループ」の第1回会合が開催され、日本側より、上月豊久在ロシア大使館公使が議長を務め、外務省、経済産業省、国土交通省関係者が出席し、ロシア側より、ポドレソフ連邦院議員が議長を務め、運輸省、外務省、経済発展貿易省、連邦税関庁関係者等が出席した。
  2. 本件会議では、日露双方は、「日露運輸協力に関する政府間作業グループ」の正式な立ち上げを歓迎するとともに、(1)両国間の運輸関係の発展及びロシアの鉄道の近代化における民間企業間の協力を促進する方策、(2)税関手続を含む行政障壁の軽減等両国間の貨物輸送を巡る条件の改善、及び(3)その他のロシア国内における鉄道の整備に関連する諸課題について、主に(イ)物流・貨物輸送、(ロ)旅客輸送の分野で有意義な意見交換を行った。また、ロシア政府において策定中の「2030年までのロシアの鉄道発展戦略」に関する意見交換が行われた。
  3. 本件会議の結果として、日露双方は「日露運輸協力に関する政府間作業グループ」における協議を今後継続していくことで一致した。また、双方はロシアにおける物流・貨物輸送及び旅客輸送の整備に関する協力について検討を継続することで一致した。
     なお、今後の会合の日程については、外交ルートで調整することとなった。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る