
日・エストニア外相会談について
平成20年2月28日
2月28日(木曜日)午後5時15分から約45分間、高村外務大臣は、外務省賓客として訪日中のウルマス・パエト外務大臣との間で、外相会談を行ったところ、概要以下のとおり。
- 高村大臣より、日本とエストニアの二国間関係について、2007年には天皇皇后両陛下がエストニアを御訪問になるなど大変良好であり、様々な国際的課題について、今後も協力関係を強化していきたい旨述べたのに対し、パエト外相より、今次訪日招待を感謝するとともに、エストニアとしては、政治・経済面における日本との協力を重視しており、政治面・経済面ともに協力関係を一層進展させていきたい旨述べた。
- 気候変動やアフリカ問題などの国際的課題について、高村大臣より、日本は本年のG8議長国として、これらの課題に積極的に取り組んでいくこと、本年5月にはTICADIVを開催する旨説明したのに対し、パエト外相より、アフリカ支援については、エストニアにとって重要な関心事項であり、日本の援助の経験に学んでいきたいこと、また気候変動については、現在EU内でいろいろ取り組みが行われている旨説明があった。更に、パエト外相より、コソボ問題について、エストニアは先週コソボを承認したところである旨説明があった。
- この他、両大臣は、アフガニスタン、北朝鮮などの現下の国際情勢について意見交換を行った。