4日(木曜日)午後10時より午後10時30分まで、中曽根外務大臣は、訪日中のカチンスキ・ポーランド共和国大統領を表敬したところ、概要以下のとおりです。
(1)冒頭、中曽根外務大臣より、お疲れのところ表敬を受けて頂き大変光栄である旨述べた上で、参議院日・ポーランド友好議連会長を務めていることを誇りに思う、過去6年間で4回ポーランドを訪問しているが、シコルスキ外相に続いて、カチンスキ大統領をお迎えできて大変喜ばしい旨述べました。
(2)カチンスキ大統領よりは、日本との関係を重視しており、中曽根大臣にお会いできて嬉しい、ポーランドは欧州の中で6番目に大きな国に成長しており、様々な課題について日本とポーランドが協力することは重要であるとの発言がありました。
(3)カチンスキ大統領と中曽根大臣は、来年の国交樹立90周年、2010年のショパン生誕200周年を通じて、二国間関係を幅広い分野で一層発展させることで一致しました。
(1)カチンスキ大統領より、国連安保理改革について、日本の常任理事国入りに対する支持が表明されました。中曽根大臣よりは、ポーランド側の支持表明に感謝すると共に、今後とも諸課題で緊密に連携していきたい旨述べました。
(2)その他、カチンスキ大統領と中曽根大臣は、グルジア情勢、中国、ロシア等について意見交換を行いました。