
日本・カナダ次官級経済協議の開催について
平成20年12月1日
- 第22回日本・カナダ次官級経済協議が、12月4日(木曜日)、バンクーバーにおいて開催されます。
- この対話は、日本・カナダ両国間の経済関係及び両国が共通の関心を有する国際経済問題等に関する意見交換を行うため、1977年以降およそ年1回のペースで開催しているものです。
- 今回の対話には、我が国から河野雅治外務審議官を議長として、外務省、財務省、経済産業省等の関係者が、また、カナダ側から、ルイス・レベック(Mr.
Louis LÉVESQUE)次期国際貿易省次官を議長として、外務国際貿易省及び在京カナダ大使館の関係者がそれぞれ出席する予定です。
- 今回の協議は、本年10月に改訂した15の日加協力の優先分野のレビューを行うとともに、11月に新たに開始した日本・カナダ貿易投資対話での議論を踏まえ、先端材料・クリーンエネルギー分野等における協力の可能性、また現下の国際金融危機に対する日本・カナダ両国の協力の方向性等につき議論する予定です。
【参考】
(1)「日本・カナダ次官級経済協議」
昭和51年10月、日・カナダ両首脳間で署名された「経済大綱」に基づき設立。
(2)「協力の優先分野」
平成17年11月、日・カナダ両首脳は「日・カナダ経済枠組み」に署名。同文書は、貿易及び投資の円滑化を含む「協力の優先分野」(計15分野)を列挙。本年10月に改訂を実施。
(3)「日本・カナダ貿易投資対話」
平成17年以降の作業部会を経て、平成19年10月、両国間の貿易・投資に関する対話枠組み設立の提案を含む「共同研究報告書」を日・カナダ両首脳に提出。これを受け、第21回日本・カナダ次官級経済協議において「日本・カナダ貿易投資対話」の設立につき合意。平成20年11月に第1回会合を開催。