報道発表

ペルー共和国に対する一般文化無償資金協力(ペルー国営ラジオ・テレビ局番組ソフト整備計画)に関する書簡の交換について

平成20年11月22日
  1. 日本政府は、ペルー共和国政府に対し、「ペルー国営ラジオ・テレビ局番組ソフト整備計画(the Project for the Improvement of TV Programs of the National Institute of Radio and Television of Peru/ el proyecto para el Mejoramiento de Programas de Televisión del Instituto Nacional de Radio y Televisión del Perú)」の実施に資することを目的として、2,950万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡交換が11月22日(土曜日)(現地時間11月21日(金曜日))、同国の首都リマにおいて、我が方 目賀田周一郎 駐ペルー国大使と先方ホセ・アントニオ・ガルシア・ベラウンデ外務大臣(José Antonio García Belaunde, Ministro de Relaciones Exteiores)との間で行われました。
  2. ペルー国営ラジオ・テレビ局は同国唯一の国営放送機関で、同国における教育の向上及び文化の普及について中心的役割を担っています。民放放送の届きにくい遠隔地域まで教育番組および文化番組を提供することで地方住民の教育文化レベルの向上に大きな役割を果たしていることから、同局は質の高い番組の放送が求められていますが、厳しい財政状況の中、独自に良質な番組を制作することは困難な状況にあります。
     このような状況の下、ペルー共和国政府は、ペルー国営ラジオ・テレビ局が番組ソフトを購入するために必要な資金につき、我が国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものです。
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