1 趣旨
「WASHOKU-Try Japan's Good Food」事業は、在外公館等において、各国のオピニオンリーダー等に日本からの高品質な食材を用いた日本食等を提供することにより、日本食文化の普及を図るとともに、日本産農林水産物・食品の輸出振興を支援することを目的としている。
2 事業内容
(イ)広州は「食在広州」(食は広州にあり)という言葉に表されるように、「食」への関心が非常に高い地域である。また、広州では日本食も広く普及しており、日本食レストランは約400件に達すると言われている。
(ロ)これを踏まえ、10月11日(土曜日)に在広州総領事館で実施する日中文化交流事業「ジャパン・デイ」の一環として、日本産農林水産物・食品のPRを行う。
(ハ)提供品目は、米(新潟県産こしひかり)、のり(佐賀県産)、煎茶(静岡県産)、りんごジュース(長野県産)等を予定。
(イ)北京においては、10月15日(水曜日)から10月19日(日曜日)の日程で、「第6回中国国際農産物品交易会」が開催され、日本貿易振興機構(JETRO)が日本パビリオンを出展するとともに、日本産農産物・食品の普及に関するセミナーを実施する。
(ロ)中国では、本年5月に日本産精米の恒常的輸出条件が確立したところであり、今後とも米をはじめとする日本産農林水産物・食品の販売を促進することが重要であることから、上記の取組と連携し、日本食・日本食材のPRを行う。
(ハ)提供品目は、米(新潟県産こしひかり、宮城県産ひとめぼれ)、りんご(青森県産、長野県産)、なし(長野県産)、のり(兵庫県産、佐賀県産)を予定。
(イ)平成19年の韓国への日本産農林水産物・食品の輸出額は約585億円となっており、我が国にとって、韓国は香港、米国に次ぐ第3位の輸出相手国となっているところ、さらなる日本産農林水産物・食品の輸出拡大に向け、日本食・日本食材のPRを行う必要がある。
(ロ)これを踏まえ、10月22日(水曜日)にロッテホテルソウルにおいて「和食・日本酒レセプション」を行うとともに、10月23日(木曜日)に在大韓民国大使館公報文化院において「利酒講演会・試飲試食会」を開催、また、10月24日(金曜日)に大使公邸において「大使主催夕食会」を開催し、日本産農林水産物・食品のPRを行う。
(ハ)提供品目は、たい(愛媛県産)、かつお(宮城県産)、さけ(宮城県産)、ぶり(鹿児島県産)、かんぱち(養殖・愛媛県産)、ほたて貝(北海道産)、かぼちゃ(北海道産)、煎茶(静岡県産)、わさび(静岡県産)、醤油(新潟県産)を予定。