報道発表

町村外務大臣とフェレーロ=ヴァルトナー(Ms. FERRERO=WALDNER)欧州委員(対外関係・欧州近隣国政策担当)との電話会談について

平成19年8月31日

 8月31日17時45分頃より約5分程度、町村外務大臣は、EUのフェレーロ=ヴァルトナー(Ms. FERRERO=WALDNER)欧州委員(対外関係・欧州隣国政策担当)と電話会談(当方の就任挨拶)を行ったところ、概要以下のとおり。

1. 冒頭

(1) フェレーロ=ヴァルトナー委員より、外務大臣就任をお祝いする、再び御一緒に仕事ができることを楽しみにしている旨述べた。

(2) 町村大臣より、京都で初めて会ったことをよく覚えており(注:2005年5月ASEM第7回外相会合)、また協力して仕事ができるのは嬉しい旨述べた。

2. 日・EU間協議の強化

(1) 町村大臣より、日・EUは、基本的価値を共有する戦略的パートナーである、開発や気候変動といったグローバルな分野においても日本とEUは協力でき、来年5月末に我が国で予定されるTICAD IVや来年7月の北海道洞爺湖サミットの成功に向けて、EUとの協力を一層深めていきたい旨述べた。

 また、町村大臣より日・EU間では、日・EU定期首脳協議、日・EUトロイカ外相協議等が実施されている、引き続き緊密に連携していきたい旨述べた。

(2) これに対し、フェレーロ=ヴァルトナー委員より、2001年に策定された日・EU行動計画の実施等多岐にわたる日・EU間の協力や気候変動やエネルギー安全保障といったグローバルな課題につき、町村大臣と緊密に協力しながら取り組むことを楽しみにしている、日本は次期G8議長国でもあり、町村大臣との間で意見交換や協力の機会が多数あることを期待する旨述べた。

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