
第7回日・イラン軍縮・不拡散協議について
平成19年7月10日
- 7月10日(火曜日)に開催された第7回日・イラン軍縮・不拡散協議では、軍縮・不拡散分野における現下の主要課題について幅広く意見交換が行われた。イランの核・ミサイル問題、NPT(核兵器不拡散条約)運用検討プロセス、軍縮関連の諸フォーラム、生物・化学兵器禁止条約等が取り扱われた。
- イランの核問題に関し意見交換が行われ、我が方から本件に対する日本の立場を説明し、7月11日(水曜日)よりIAEAの代表団がイランを訪問する機会に、イランが国際的な協力を通じて問題を解決することを強く希望する旨述べた。イランから、平和目的の原子力活動であるとして種々の側面につき説明があり、問題はIAEAとの対話と協力を通じて解決可能と考える旨述べた。
- NPT運用検討プロセスに関し、双方は、第一回準備委員会が成功裡にスタートを切ったことを歓迎した。イランから日本のリーダーシップへの評価が表明された。