報道発表

テレビ国際放送「NHKワールドTV」の米国ワシントンDC地域等における地上デジタル放送及びケーブル配信開始について

平成19年6月7日


  1. 海外に対する日本からの発信力を強化するため、外務省は、日本放送協会(NHK)とともに、米国・ワシントンDC地域等で放送事業を行うMHz NETWORKS(メガヘルツ・ネットワークス)社と契約し、同社を通じて「NHKワールドTV」を放送・配信することにつき、このたび同社と原則合意した。
  2. この契約により、「NHKワールドTV」は、7月1日から、1日24時間、ワシントンDC及びその周辺地域において、同社の地上デジタル波で放送されるとともに、同地域の4つのケーブル局(コムキャスト、コックス、RCN、ベライゾン)でも順次配信される。これにより、ワシントンDC及びその周辺地域の約130万世帯で視聴可能となる。

 

(参考1)
「NHKワールドTV」は、現在3つの衛星を用いて、英語ニュース等を海外に向けて放送しているが、この放送を海外の視聴者が直接受信するためには直径2.5メートル以上のパラボラアンテナが必要となるため、一般の人々には実際上視聴が困難であった。

(参考2)
昨年6月の政府与党合意を受けて、新会社設立による新たなテレビ国際放送の開始については、総務省を中心に取組が進められている。

「通信・放送の在り方に関する政府与党合意」(平成18年6月20日)(関連抜粋)
 NHK関連
  ・新たに外国人向けの映像による国際放送を早期に開始する。その際、新たに子会社を設立し、民間の出資等を積極的に受け入れるとともに、必要な国費を投入する。
 

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