報道発表

「国際漫画賞」の創設について

平成19年5月22日


  1. ポップカルチャーの文化外交への活用の一環として、海外で漫画文化の普及活動に貢献する漫画作家を顕彰するため「国際漫画賞」(International MANGA Award)を創設することとし、今般「第1回国際漫画賞実行委員会」が発足した。同実行委員会は、外務大臣を委員長とし、(独)国際交流基金理事長及び海外交流審議会・ポップカルチャー専門部会委員から構成される。 なお、本賞の実施にあたっては、(社)日本漫画家協会より選考委員の派遣などで協力を得ることとしている。
     
  2. 募集作品の中で、最優秀作品に「国際漫画賞」を、その他の優秀な3作品程度に「国際漫画賞奨励賞」を授賞し、それぞれ表彰状及びトロフィー等を贈呈する。また、(独)国際交流基金が、授賞式にあわせて、受賞者を10日間程度招聘し、日本の漫画家との懇談、出版社等への表敬訪問等を行う。
     
  3. 本賞は、麻生大臣の文化外交に関する政策スピーチ「文化外交の新発想~皆さんの力を求めています~」(平成18年4月28日)でのアイデアを具体化したものであり、本賞の実施により海外の漫画作家の日本文化に対する理解を一層高めることができると期待される。
  4.  

(参考1) スケジュール
 選考   平成19年6月22日前後
 授賞式  平成19年7月2日(東京)

(参考2)
   麻生大臣政策スピーチ:「文化外交の新発想~皆さんの力を求めています~」(平成18年4月28日)
  「・・・今や世界各国に現れつつある若きマンガの旗手たちに、マンガの本家本元である日本から、権威のある賞、いわばマンガのノーベル賞のようなものをあげたい。日本との絆を、それによって意識していただきたいものです。・・・」                   

(参考3) 「第1回国際漫画賞実行委員会」メンバー
  麻生太郎   外務大臣
  小倉和夫   (独)国際交流基金理事長
  浜野保樹   海外交流審議会ポップカルチャー専門部会部会長・東京大学教授
  亀井修     同専門部会委員・小学館常務取締役
  杉山恒太郎 同専門部会委員・電通常務執行役員
  白石さや    同専門部会委員・東京大学教授

(参考4) 受賞作品選考委員会メンバー
  里中満智子氏  マンガ・サミット運営本部長、漫画家
  やなせたかし氏 漫画家
  ちばてつや氏   漫画家
  その他元漫画出版社編集長数名
 

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