
日・ルーマニア・タイ拉致被害者御家族等の大臣表敬について
平成19年4月23日
4月23日、麻生大臣は、我が国の拉致被害者御家族並びにルーマニア及びタイの拉致被害者御家族等の表敬訪問を受けたところ、概要は以下のとおり。
- 麻生大臣より、今年は家族会結成10年目にあたるが、これまでの御家族の献身的な努力により、拉致問題に対する国民の理解が深まり、問題解決に向けた国際連携も強化されてきた、問題解決には、ルーマニアやタイも含めた国際社会との連携が必要である旨発言した。
- これに対し、横田滋氏より、問題解決のためには、政府レベルでも民間レベルでも国際協力が必要であるので、今回ルーマニア及びタイの御家族を日本に招いた旨の発言があった。
- その後、ルーマニアの御家族よりは、ルーマニアでは拉致問題に対する関心は高くないが、今後も本件に取り組み、ルーマニア政府の考え方も変えていきたい旨の発言が、また、タイの御家族よりは、タイでも社会の関心は低いが、そうした中で、日本政府や日本の家族会・救う会の取り組みは我々家族の希望であるといった発言があった。