報道発表

平山郁夫氏の浅野勝人外務副大臣来訪について

平成19年4月4日


  1. 平山郁夫文化遺産国際協力コンソーシアム会長は、4月4日(水曜日)午後、浅野勝人外務副大臣を来訪し、昨年6月に成立した「海外の文化遺産保護に係る国際的な協力の推進に関する法律」第6条に基づき外務大臣及び文部科学大臣が策定する基本方針に対する同コンソーシアムの提言を提出した(平山会長は同日午前、青木保文化庁長官にも同じ提言を提出済み)。
  2. この提言は、海外の文化遺産に対する我が国の国際協力に関し、その基本理念や国内関係各機関の役割、具体的施策について、専門家の観点から述べたもの。外務、文部科学両大臣は、この提言も踏まえて今後基本方針を策定することとなる。

 

 (参考)
 1.昨年6月、「海外の文化遺産保護に係る国際的な協力の推進に関する法律」が議員立法により成立。あわせて同法の趣旨を具現化するため、官民学の文化遺産保存関連諸機関が連携する場として文化遺産国際協力コンソーシアムが設立され、平山郁夫氏が会長に就任した。

 2.「海外の文化遺産保護に係る国際的な協力の推進に関する法律」関連部分抜粋

 「第6条 文部科学大臣及び外務大臣は、文化遺産国際協力を推進するため、文化遺産国際協力の推進に関する基本的な方針(以下「基本方針」という。)を定めなければならない。
   2.基本方針は、文化遺産国際協力を推進するための基本的な事項その他必要な事項について定めるものとする。」

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