報道発表

アジア欧州会合(ASEM)原子力安全セミナーについて

平成24年6月15日
  1. 6月13日(火曜日)から15日(金曜日)まで,シンガポール政府の提案に基づき,同国にて,シンガポール,我が国,フランス,韓国,フィンランド及び欧州委員会(EC)の共催の下,アジア欧州会合(ASEM)原子力安全セミナーが開催されました。
  2. 本セミナーには,ASEM参加国・機関から約120名以上の政府,国際機関,原子力規制機関及び原子力産業等の関係者が参加し,原子力緊急事態に係る国内的,地域的また国際的な準備及び対応を中心に,原子力安全に関する議論が行われました。
  3. 我が国は,外務省から小笠原一郎軍縮不拡散・科学部長特別補佐官が共同議長として本セミナーに参加するとともに,坂内俊洋原子力安全・保安院企画調整課国際室長より,東京電力福島第一原子力発電所事故の対応に関するプレゼンテーションを行う等,東京電力福島第一原子力発電所事故を経験した国として,積極的に協力を行いました。
  4. 共同議長によるセミナー報告書を発出し,セミナーを閉会しました。また,第二回ASEM原子力安全セミナーを開催することが決定されました。

(参考1)ASEM原子力安全セミナー
 シンガポールは,昨年6月にハンガリーで開催されたASEM第10回外相会合において,原子力安全に関する地域間協力を強化する観点から,2012年にセミナーを開催することを表明。右を受け,本年6月13~15日にシンガポールにて,原子力安全に係る知見をアジア及び欧州各国で共有し,今後の原子力危機への対応につき参加国間で意見交換を行うことを目的として,ASEM原子力安全セミナーが開催された。

(参考2)
 共同議長によるセミナー報告書は,近くASEM関連ウェブサイトに掲載される予定。

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