マウラー・スイス外務長官による山根外務副大臣表敬
平成23年9月29日
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本29日（木曜日）午後2時45分から約30分間，山根隆治外務副大臣は，日・スイス政策協議の実施のために来日中のペーター・マウラー外務長官 (Mr.Peter Maurer, State Secretary, Federal Department of Foreign Affairs, Swiss Confederation)の表敬を受けたところ，概要以下のとおりです。
- 山根外務副大臣から，マウラー外務長官の訪日を歓迎した上で，3月の東日本大震災ではスイスより捜索犬を伴った救助隊が派遣されたことについて，感謝の意を述べました。また，震災からの復興と日本経済再生に向けた取り組みについて説明しました。
- マウラー外務長官からは，今次訪日で，日本とスイスが地理的には離れていても，政治的には，持続的開発，平和，核軍縮，国際人道法など多くの分野で協力できることが確認できた旨述べました。山根外務副大臣からは，スイスは高い政治力，能力，知恵を持つ国であり，御知恵を頂きたい旨述べました。
- また，両者は，ユーロ問題が世界経済に大きな影響を与える問題であるとの認識で一致し，マウラー外務長官からは，世界経済の問題について，G20で重要な役割を果たす日本との協力関係を進めたいとの発言がありました。山根外務副大臣からは，先般出席したG20開発に関する閣僚会合について説明を行いました。