
松本外務大臣とババノフ・キルギス第一副首相との会談
平成23年8月1日
本1日(月曜日)午後10時45分から約40分間,松本剛明外務大臣は訪日中のババノフ・オムルベク・キルギス第一副首相(Mr. BABANOV Omurbek, First Vice Prime-Minister of Kyrgyz Republic)と,外務省において会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
- 冒頭,松本外務大臣より,東日本大震災に際してのキルギスからの迅速な支援に対し,心からの感謝の意を表しました。ババノフ第一副首相からは,改めて哀悼の意が表明されるとともに,我が国がキルギスの独立以来20年間に亘り,同国の民主化・市場経済化へ向けた国造りを一貫して支援してきたことに対する深い謝意が表明されました。
- 双方は,政治・経済の両面にわたって二国間関係を更に強化していくことが重要との認識で一致しました。ババノフ第一副首相より,特に,日本からキルギスへの投資の拡大についての強い意欲が示されました。これに対し,松本外務大臣より,キルギスの民主化努力を引き続き支援していくとの我が国の立場を重ねて強調した上で,我が国からの投資拡大のためにも,本年10月に予定されているキルギスの大統領選挙の円滑・円満な実施が極めて重要であることを指摘しました。