報道発表

南アフリカにおける対日世論調査(結果概要)

平成23年6月9日

平成23年2月14日(月曜日)から3月9日(水曜日),外務省は,南アフリカの民間調査機関会社に委託して,南アフリカにおいて対日世論調査を行いました(信頼度95%,誤差は±3.1%。)。

  1. 主な調査項目
    ●日本は信頼できる国であると考えますか,という質問には71.4%が「信頼できる」,5.2%が「信頼できない」と回答しました。また,日本との友好関係については,90.3%が「絶対に重要」又は「重要」と回答し,「重要でない」又は「全く重要でない」は6.0%にとどまりました。
    ●日本への関心分野については,「科学技術(60.3%)」,「文化・芸術・日本食・日本語(44.4%)」が上位を占め, 文化・芸術面の中では,「 相撲・武道(空手,柔道,剣道他)(39.8%)」,「 日本食(36.1%)」, 「伝統芸能(歌舞伎,能,狂言)・書道・俳句(32.2%)」の順で関心があるとの回答でした。
    ●日本人に関するイメージについては,「勤勉(62.0%)」,「創造性がある(44.3%)」,「伝統文化を大切にする(29.1%)」が上位を占めました。
    ●日本が指導的役割を果たすべき分野については,「世界経済の発展(55.4%)」,「科学技術の発展(52.0%)」「地球環境保全(32.9%)」が上位を占めました。また,日本が国連安保理常任理事国になるべきかについては,「思う」が65.5%,「思わない」が5.1%でした。
    ●東アジアにおける最も重要なパートナーはとの質問に対し,「日本」と回答したのが32.5%,「中国」と回答したのが44.5%でした。
  2. その他の調査項目
    ●日本企業の南アフリカ進出に対して,93.2%が「非常に歓迎する」及び「例外はあるが歓迎する」と回答し,日本企業の良い面としては,86.9%が「技術力の高さ」を評価しました。また,日本製品として何を連想するかという質問には,「パソコン(67.2%)」,「自動車(67.1%)」を挙げるものが多く,日本製品の良い面としては、「デザイン・センスがよい(60.3%)」,「高品質(56.2%)」,「多機能(37.8%)」の順で回答がありました。
    ●訪日経験については,対象の2.0%しか訪日経験はなく,その理由としては,「旅行代金が高い(81.6%)」が大半を占めました。また,仮に日本を旅行する場合,「日本食(58.7%)」,「ショッピング(55.7%)」,「伝統文化鑑賞(44.6%)」の順で関心を示しました。

【参考】18歳~60歳の南アフリカ国民1,002名を対象に電話インタビュー方式で実施。なお,外務省の委託による南アフリカにおける対日世論調査は今回が初めての実施。

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