報道発表

「第2回オホーツク生態系保全・日露協力シンポジウム」の開催

平成23年5月6日
  1. 5月14日(土曜日)から15(日曜日)にかけて,札幌市の北海道大学学術交流会館において,外務省,環境省及び国際科学技術協力センター(ISTC)の共催により第2回オホーツク生態系保全・日露協力シンポジウム(注1)を開催します(詳細は別添資料をご参照下さい。)。
  2. オホーツク海をはじめとする日露の隣接地域における生態系の保全及び 持続可能な利用については,これまで両国の研究者により多数の共同調査,共同研究が行われており,2009年5月のウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン首相訪日の際に,日露政府間において協力の具体的な方向性を示した協力プログラム(注2)が署名されました。この協力プログラムに基づいて,これまで我が国専門家による北方四島への訪問,四島側専門家の受入れのほか,日露の研究者の参加によるシンポジウム,ワークショップの開催等が行われています。
  3. 本件シンポジウムは,以上の経緯を踏まえ,日露両国を代表する研究者の参加を得て,オホーツク海の流氷と海洋生態系をめぐる問題や魚類,鳥類,海獣類,陸棲哺乳類の生態等について議論を行い,今後の協力のさらなる進展につなげることを目的として行われるものです。

注1)2009年3月,札幌市において,オホーツク生態系保全・日露協力シンポジウムを開催。今回はこれに続く第2回目のシンポジウムとなる。

注2)「日本国及びロシア連邦の隣接地域における生態系の研究,保全並びにその合理的及び持続可能な利用の分野に関する日本国政府とロシア連邦政府との間の協力プログラム」

Adobe Acrobat Readerダウンロード Adobe Systemsのウェブサイトより、Acrobatで作成されたPDFファイルを読むためのAcrobat Readerを無料でダウンロードすることができます。左記ボタンをクリックして、Adobe Systemsのウェブサイトからご使用のコンピュータに対応したソフトウェアを入手してください。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る