
伴野外務副大臣とゲオルギエヴァ欧州委員会委員(国際協力・人道援助・危機対応担当)の会談
平成23年3月25日
- 本25日(金曜日), 17時20分から約30分程度,伴野副大臣は,外務省において,同日訪日したクリスタリーナ・ゲオルギエヴァ欧州委員会委員(国際協力・人道援助・危機対応担当)(Kristalina Georgieva, European Commissioner for International Cooperation, Humanitarian Aid & Crisis Response)と会談しました。
- ゲオルギエヴァ委員から,今般の東北地方太平洋沖地震の被災に対するお見舞いを述べると共に,EUとしては,日本の要望に応じ,いかなる支援も行う旨述べました。また,EUからの支援物資の第一便を届けた旨説明したほか,同委員から義捐金1千万ユーロを日本赤十字社に寄付する旨表明がありました。
- これに対し,伴野副大臣から,EUからの温かいお見舞いの言葉と支援の表明への謝意を伝えました。
- また,ゲオルギエヴァ委員からは,日本の復興を信じていると述べると共に,日本は今後さらに震災対策を進めていくと思うが,EUとしても学びたい旨述べました。これに対し,伴野副大臣からは,震災の現状等につき説明した上で,今回の経験を世界に発信していくと共に,日EUの防災協力も一層促進させていきたい旨述べました。
(参考)
- 日本政府の要請を踏まえ,これまで13か国の欧州連合(EU)加盟国から,欧州連合を通じて物資の支援の申し出があった(25日現在)。このうち,最初の物資が24日夜,日本に到着し,25日,茨城県に向け配送された。
- ゲオルギエヴァ欧州委員は,25日日本記者クラブにおいて,1千万ユーロ(約11億5千万円)の義捐金を日本赤十字社に寄付する旨表明した。