報道発表

日英外相電話会談

平成23年3月12日

 本11日(金曜日)午後11時20分より約10分間,松本剛明外務大臣は,先方の発意により,ウィリアム・ヘーグ英外務大臣(Rt. Hon. William Hague, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)との間で,三陸沖地震につき電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. ヘーグ外相より,大臣就任への祝意に続き以下のとおり述べました。
     貴国における地震は悲しく,亡くなられた方に心から哀悼の意を表したい。英国は,あらゆる支援を提供する用意がある。また,在留英国人に関する安否情報がある場合は,提供頂けると有り難い。
  2. これに対し,松本大臣から,以下のとおり述べました。
     ご協力のお申し出及びお見舞いの言葉に対し,日本政府そして日本国民を代表して感謝申し上げる。貴国も在日英国人の安否に当然関心があると理解している。在京英国大使館とも緊密に連絡をとっている。
     被害状況を確認した上で必要なニーズが判明すると考えるので,被害状況に応じ,貴外相のお申し出の中から可能な支援をお願いしたい。
  3. 最後に,ヘーグ外相より,英国は日本との関係強化に非常に強くコミットしている旨述べ,電話会談を了しました。

(参考)
 11日,キャメロン英国首相は,緊急EU首脳会合が行われているブリュッセルにて「全ての人々は日本及び日本の人々について思いを致すべきであり,直ちに政府に対して,どのような支援を行うことができるか検討するよう指示を出した」旨述べた。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る