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日・チェコ外相会談及びワーキングディナー
平成23年10月7日
本7日(金曜日)午後6時45分から約2時間30分,飯倉公館において、玄葉光一郎外務大臣は、訪日中のカレル・シュワルツェンベルグ・チェコ共和国第一副首相兼外務大臣(H.E.Mr. Karel Schwarzenberg, First Deputy Prime Minister, Minister of Foreign Affairs of the Czech Republic)と会談及びワーキングディナーを行い、二国間関係、国際場裡における協力及び地域・国際情勢につき意見交換を行いました。
外相会談及びワーキングディナーでのやりとりの概要は以下のとおりです。
(1)玄葉大臣より,シュワルツェンベルグ第一副首相兼外務大臣の2回目の来日を歓迎しつつ,東日本大震災後にチェコ政府及びチェコ国民から寄せられた数多くの支援に対して御礼を述べました。
(2)シュワルツェンベルグ大臣からは,東日本大震災への日本国民の冷静な対応に敬意を述べるともに,日本の復興の力を再確認した旨述べました。さらに,30名の被災児童の受入れや原子力専門家を通じた協力の申し出があり,チェコ国民は日本に少しでも支援をしたいと考えている旨述べました。
(3)玄葉大臣より,協力の申し出に謝意を述べつつ,今後詳細を事務的に検討していきたい旨応じました。また,玄葉大臣よりEUの輸入規制措置の緩和を要請したのに対し,シュワルツェンベルグ大臣より,きちんと検討する旨応じました。
(4)玄葉大臣より,チェコに多くの日系企業が進出していることに触れ,チェコ政府が投資環境改善の面で迅速に対応していることに感謝する旨述べた上で,今後とも投資環境整備に努めるよう要請しました。さらに,経済関係強化,相互利益の観点から,日EU・EPAを進めたい旨述べました。これに対し,シュワルツェンベルグ大臣より,日EU・EPAについて,早期に進めたい旨応じました。
(5)両大臣は,国連安保理改革の必要性で一致し,シュワルツェンベルグ大臣は,我が国の安保理常任理事国入りへの支持を表明しました。
(6)玄葉大臣より,V4諸国(チェコ,スロバキア,ポーランド,ハンガリー)と日本との間の協力を引き続き進めたい旨述べたのに対し,シュワルツェンベルグ大臣より,V4内の協力や東方パートナーシップの取組について説明がありました。
(7)なお,シュワルツェンベルグ大臣より,玄葉大臣のチェコ訪問の要請がありました。
(8)その他,両外相は,双方が関心を有する国際情勢などについて意見交換を行いました。
各国・地域情勢
チェコ共和国
外務省 欧州局 中・東欧課
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