報道発表

アジア欧州会合第8回首脳会合(ASEM8)サイドイベント美術展「アジアへの道」への我が国文化財の出品

平成22年6月10日
  1. 6月25日(金曜日)から10月10日(日曜日)までの間,ベルギー(ブリュッセル)において,本年10月に同国で開催されるアジア欧州会合第8回首脳会合(ASEM8)のサイドイベントとして,美術展「アジアへの道(A Passage to Asia)」が開催されます。この美術展は,シルクロード等を通じ,盛んに行われた日本を含むアジアとヨーロッパとの2,500年に亘る文化交流の歴史を各時代の代表的な交流を物語る作品を通じて紹介するものです。
  2. アジアとヨーロッパの文化面での交流は,政治,経済と並ぶASEMの3つの主要テーマの一つとして重要であることから,この度,文化庁の協力のもと,我が国の重要文化財2点を含む文化財36点を本美術展に出品することになりました。
  3. 本美術展への我が国文化財の出品が,ヨーロッパの人々の我が国を含むアジアに対する理解と関心を深める契機となることが期待されます。

【参考1】 美術展「アジアへの道(A Passage to Asia)」

会期: 平成22年6月25日(金曜日)~平成22年10月10日(日曜日)
会場: ブリュッセル芸術センター(BOZAR)(ベルギー・ブリュッセル)(※なお,ASEM8は平成22年10月4日~5日に同地で開催予定。)
概要: ASEMのアジア諸国からの出品物(絵画,陶磁器,彫刻,書画,家具等)を中心に,アジア・欧州間の約2,500年にわたる交流の歴史に関連した展示(計約300点)を行う。

【参考2】 我が国からの出品概要 別紙(PDF)

【参考3】 アジア欧州会合(ASEM:Asia-Europe Meeting)

ASEMは,アジア・欧州関係の強化を目指して1996年に発足した対話と協力の場。アジア・欧州関係のみならず,グローバルな課題についての対応も視野に入れ,政治,経済,社会文化の3本の柱の下,幅広い分野で活動している。ASEMメンバーは現在,43カ国・2機関(アジア16カ国+ASEAN事務局,欧州27カ国+欧州委員会)。

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