
第53回国際原子力機関(IAEA)総会の開催
平成21年9月11日
- 第53回国際原子力機関(IAEA)総会は、9月14日(月曜日)から18日(金曜日)までの間ウィーンにおいて開催されます。
- この総会には、我が国から、野田聖子内閣府特命担当大臣(科学技術政策)及び中根猛在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使が政府代表として出席します。また、天野之弥核不拡散・原子力担当大使のほか、内閣府、外務省、文部科学省、経済産業省から、政府代表代理等が出席します。
- 今回の総会においては、天野大使の次期IAEA事務局長任命の承認が議題に含まれています。また、各国政府代表が演説を行うほか、原子力の平和的利用、技術協力、原子力安全、核セキュリティ、保障措置制度の強化と効率化、北朝鮮の保障措置問題などが話し合われる予定です。
【参考】
- IAEAは、原子力の平和的利用の推進及び原子力の軍事転用防止のための保障措置の実施を目的として1957年7月に設立された国際機関であり、150か国が加盟している(2009年9月現在)。
- 保障措置とは、原子力が平和的利用から軍事目的に転用されていないことを確認するために実施されるものであり、IAEAと当該国との間で締結される保障措置協定に基づいて行われる。