
「ル・コルビュジエの建築と都市計画(国立西洋美術館)」の世界遺産一覧表への記載推薦に関する国際記念物遺跡会議(イコモス)の評価結果及び勧告
平成21年5月12日
- 5月12日(火曜日)、日本を含む6か国(仏、日本、スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン)共同で世界遺産一覧表への記載を推薦している「ル・コルビュジエの建築と都市計画」(日本の「国立西洋美術館(本館)」を構成資産に含む)」について、世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)による評価結果及び勧告がユネスコ世界遺産センターを経由して日本政府に通知されました。なお、世界遺産一覧表の記載可否は、この勧告を踏まえ、6月22日(月曜日)から30日(火曜日)にスペインのセビリヤにて開催される第33回世界遺産委員会において決定されることとなっています。
- イコモスの評価結果及び勧告
「ル・コルビュジエの建築と都市計画」については、世界遺産一覧表に記載される物件として求められている「顕著な普遍的価値」の証明等との関係で、イコモスの評価結果が示され、世界遺産一覧表への「記載延期」との世界遺産委員会に対する勧告が行われました。
- 今般のイコモスの評価結果及び勧告を受け、日本は本件共同推薦をとりまとめている仏政府を中心とする関係各国と協力しつつ、世界遺産委員会を構成している委員国(21か国)の本物件に関する理解を得られるよう努力していきます。