報道発表

中曽根外務大臣へのラメル英外務・英連邦省閣外相表敬について

平成21年3月16日

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16日(月曜日)午後3時15分頃より約25分間、訪日中のラメル英外務・英連邦省閣外大臣は中曽根外務大臣を表敬したところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、中曽根大臣より、英国主催のロンドン・サミット(第2回金融・世界経済に関する首脳会合)の成功に向けて、第1回会合の宣言を着実に実施するとともに、世界経済の急激な減速への対応や保護主義に対抗することの重要性について言及しました。これに対して、ラメル英閣外相より、日本の対IMF融資等、日本のイニシアチブを高く評価する旨述べるとともに、ロンドン・サミットの成功に向けて日英両国で緊密に連携していきたい旨述べました。
  2. 中曽根大臣より、途上国への支援に関連し、21日及び22日にボツワナで開催されるTICADフォローアップ閣僚級会合について紹介し、アフリカの声をとりまとめロンドン・サミットにつなげていきたい旨述べ、ラメル閣外相より右会合の結果がロンドン・サミットに反映されることを期待する旨述べました。
  3. 中曽根大臣とラメル閣外相は、気候変動問題及び北朝鮮情勢についても意見交換を行いました。また、ラメル閣外相より、リンゼイ・アン・ホーカー嬢殺害事件につき、日本の警察当局による捜査に感謝しており、引き続き全力で取り組んでいただくようお願いする旨述べ、中曽根大臣より、事件発生より間もなく2年を迎えるが、被疑者が依然拘束されていないことは遺憾であり、早期解決を強く望む旨述べました。
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