
日・リベリア外相会談について
平成19年3月12日

3月12日、16時30分より約30分間、麻生太郎外務大臣は、外務省において、ジョージ・ワレス・リベリア共和国外務大臣と会談を行った。なお、ジョージ・ワレス外相は、実務訪問賓客として日本に滞在中のジョンソン=サーリーフ・リベリア大統領の随員として来日した。
- 外相会談においては、ジョージ・ワレス外相より、これまでの日本政府による国際機関経由の支援に対し、リベリア国民を代表して感謝する旨の表明があった。また、内戦以前の日本の青年海外協力隊員の活動を評価する旨の発言があった。さらに、今後日本の投資家がリベリアに投資することにつき期待感を表明した。
- これに対し、麻生大臣より、投資にあたっての治安や政治的安定の重要性と、日本の経験に鑑みた教育の重要性、さらに効率的な行政を推進するための官僚機構の重要性につき指摘した。この点につき、ワレス外相も同意した。
- 両外相とも、TICAD IVの重要性につき一致し、明日のレセプションで再会することを確認して会談を終えた。