
麻生外務大臣の草の根文化無償資金協力による相撲土俵の引渡式出席について(ブルガリア)
平成19年1月11日
- ブルガリアを訪問中の麻生外務大臣は、1月11日9時55分~10時30分の35分間、国立スポーツアカデミーを訪問し、ブルガリア相撲連盟に対する平成17年度草の根文化無償資金協力により同アカデミー体育館に設置される土俵の引渡式に出席した。
- 引渡式では、ラチェザル・ディミトロフ国立スポーツアカデミー学長及びリリアナ・カネヴァ・ブルガリア相撲連盟事務局長より本件資金協力に対する感謝の意が述べられたのに対し、麻生大臣より、琴欧洲関からの招待に応え土俵の引渡式に出席できたことをうれしく思うと述べるとともに、完成した土俵で稽古した選手の中から第2、第3の琴欧洲関が現れること、今回の協力によりブルガリアにおいて日本の伝統的スポーツの普及と日本文化への理解が進むこと、及び日本とブルガリアとの友情がさらに深まることへの期待を表明した。
- 麻生大臣は、ディミトロフ学長、ブルガリア相撲連盟のニコライ・ディミトロフ会長及びカネヴァ事務局長とともに土俵前でテープ・カットを行った後、ブルガリア相撲連盟所属選手による相撲のデモンストレーションを見学した。デモンストレーションの後、麻生大臣は土俵に登り、選手らと記念写真撮影等を通じて交歓した。
- 本件草の根文化無償資金協力は、ブルガリア相撲連盟の相撲器材の整備を目的として、土俵、まわし、畳、ビデオカメラ等の購入に必要となる約630万円を同連盟に対し贈与するもの。