報道発表

横田空域の有効活用について

平成18年7月21日

 去る5月19日に開催された日米合同委員会の民間航空分科委員会における協議に基づき、在日米軍の協力により、以下のとおり横田空域を有効活用することとなった。なお、右措置は、本年5月に合意された「再編実施のための日米のロードマップ」を踏まえて実施されるものである(注)

  1. 米軍が管制を行っている横田空域の削減までの暫定的措置として、横田空域の一部について、横田ラプコン(米軍横田飛行場のレーダー進入管制所)が必要としないときに、羽田空港から北部九州方面等に出発する航空機が従来と比較して2,000フィート低い高度で横田空域を通過する運用を行う。これにより、東京湾上空での旋回が従来よりも小さくなり、飛行距離が約7キロメートル、飛行時間が約1分短縮される。
  2. 上記1.の措置は、本年9月28日より開始する。

(注)「再編実施のための日米のロードマップ」における関連部分

3.横田飛行場及び空域

  • 軍事運用上の所要を満たしつつ、横田空域における民間航空機の航行を円滑化するため、以下の措置が追求される。
    • 横田空域の一部について、軍事上の目的に必要でないときに管制業務の責任を一時的に日本国の当局に移管するための手続を2006年度に作成する。
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