報道発表

日露電話外相会談

平成18年7月7日

 7日夜、麻生外務大臣は、5日に続き、ラヴロフ・ロシア外務大臣と電話会談を行ったところ、やり取りの概要以下のとおり。

  1. 麻生大臣より、以下のとおり申し入れた。

    (1)5日に北朝鮮が発射した弾道ミサイル等は、貴国のナホトカ沖合に着弾しており、日露両国の安全保障に直接関わる重大な問題であって、断固たるメッセージを迅速に発出することは、両国共通の利益となるはずである。

    (2)大多数の安保理メンバーは安保理決議案の採択を支持しており、採択に向けて貴国の支持を要請する。G8サミットにおいても断固たるメッセージを発出することが重要である。

  2. これに対し、ラヴロフ大臣より、以下のとおり述べた。

    (1)我々も日本の懸念に同感である。北朝鮮に対して、迅速に断固たる反応を示さなければならない。G8サミットにおいても本件について議論する用意がある。

    (2)国連代表部に対して、日本代表部との間でよく協力するよう、自分(ラヴロフ大臣)より指示を出してある。貴大臣とも引き続き協力していきたい。

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