報道発表

日露外相電話会談

平成18年7月5日

 7月5日19時20分頃より約20分間、日本側のイニシアチブにより、麻生外務大臣とラヴロフ・ロシア外務大臣との間で電話外相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

  1. 北朝鮮によるミサイルの発射
     麻生大臣より、今般の北朝鮮による弾道ミサイル等の発射を受けて、我が国として、万景峰号の入港禁止、人の往来の禁止等の制裁措置をとった旨説明するとともに、本5日開催される国連安保理会合及び来るG8サミットにおいて、北朝鮮に対して断固たるメッセージを発出する必要があるとして、ロシアの支持と協力を求めた。
     これに対して、ラヴロフ大臣は、ロシアとしても深く懸念しており、本日、在ロシア北朝鮮大使を招致して強く申入れを行うとともに、露外務省声明を発出した、国連安保理において北朝鮮に対して断固かつ明確なメッセージを迅速に発出することが必要であり、日本を含む関係国と協力していく旨述べた。
  2. 日露関係
     麻生大臣及びラヴロフ外相は、6月28日の日露外相会談について、来るG8サミットの際の日露首脳会談の良い準備ができたことを再確認するとともに、引き続き準備を進めていくことで合意した。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る