(1)生殖に関する保健についての知識やサービスを提供する巡回チームの派遣等の活動により、非登録移住者、貧しい世帯および未認可の鉱山地域コミュニティーが基礎的な社会サービスを受けやすくする。
(2)訓練士の養成を通じて、支援対象コミュニティーの男女や若者を対象に生殖に関する保健の改善方法や家庭内暴力の予防を含むジェンダー平等の向上方法についての知識や意識を改善する。
(3)開発プロセスに人口問題の視点を取り込むための地方政策の意志決定者および立案者の能力を向上させる。
(4)非登録移住者コミュニティのための取組みの企画立案、実施、モニタリングおよび評価の面での地方組織の制度面の能力を向上させる。
(参考)
人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国の主導により国連に設置された信託基金であり、現在までに総額約315億円(約2億7,973万ドル)を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取り組む国連関係国際機関の150件以上のプロジェクトを支援してきている。