(1)エスメラルダス、カルチ、インバブラ、スクンビオスの4県に住む身寄りのない子供や若者を保護する活動として、これらの者が難民地位認定手続を利用できるようにするための支援等を実施
(2)紛争により最も影響を受けた地区の子供が質の高い教育を受ける機会の改善
(3)選択された学校における学校給食と衛生プログラムの実施
(4)職業訓練、小額融資提供および意識向上活動を通じた地域社会への難民の統合の促進
(5)大規模な人の強制退去がもたらす危機に調和された形で効果的に対応するための組織横断的な緊急時対応計画の策定
(6)育児期の母親や妊婦を対象とした栄養教育の実施を通じた子供や妊婦の栄養失調の減少
(参考)
人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国の主導により国連に設置された信託基金であり、現在までに総額約315億円(約2億7,973万ドル)を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取り組む国連関係国際機関の150件以上のプロジェクトを支援してきている。