報道発表

ブルガリア相撲連盟に対する草の根文化無償資金協力について
(麻生大臣より琴欧州関への目録贈呈)

平成18年2月8日

(写真)琴欧州関に対する平成17年度草の根文化無償資金協力目録贈呈(平成18年2月8日)  (写真)琴欧州関に対する平成17年度草の根文化無償資金協力目録贈呈(平成18年2月8日)

  1. わが国政府は、ブルガリア相撲連盟に対する草の根文化無償資金協力として、相撲器材(土俵、稽古着、畳、ビデオカメラ等)の整備に必要となる総額約5万9千ドル(約630万円)の草の根文化無償資金協力を実施することを決定した。1月26日(木曜日)、福井駐ブルガリア国大使とリリアナ・カネヴァ・ブルガリア相撲連盟会長(Ms. Liliana Kaneva, Exective Director of Bulgarian Sumo Federation)との間で贈与契約の署名式が行われたことを受け、2月8日(水曜日)、麻生太郎外務大臣よりブルガリア相撲連盟名誉会員の琴欧州関に対し目録贈呈式を行う。
  2. ブルガリア相撲連盟は、1995年にブルガリアにおける相撲の紹介・普及を目的として設立され、現在国内に27の支部を有し、512名の選手が所属している。これまでブルガリア国内において11度の大会を開催し、欧州および世界相撲選手権において、現在の琴欧州関をはじめとする多くの優勝・入賞者を輩出してきた。同連盟の尽力により、1997年にブルガリア国立スポーツアカデミーにおいて科目として相撲が認められ、現在約30名の学生が履修している。
  3. 今回の支援は、現在、ビニールマットにスポンジを連ね、円縄を敷いた簡易土俵で稽古を行っている同連盟に対し、相撲器材を供与し、ブルガリアにおける相撲の更なる普及を促進することを目的としたものである。また、本件によりブルガリア国民の日本文化への理解を増進することが期待される。
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