
横須賀市における日本人女性殺害事件に対する米軍人関与の疑いについて
平成18年1月6日
- 今月3日早朝に神奈川県横須賀市で発生した日本人女性殺害事件に関し、米軍人の関与の疑いがあり、米軍当局が、関与した疑いのある米海軍兵を拘束しているとのことであることから、本日午後5時前、谷内外務事務次官及び河相北米局長より米側に対し、電話により以下のとおり申し入れを行った。
- 谷内次官よりドノバン在日米国大使館臨時代理大使に対し、また、河相北米局長(日米合同委員会日本側代表)よりラーセン在日米軍副司令官(日米合同委員会米国側代表)に対し、今回の事件が米軍人による犯行である疑いがあるとのことであり強い遺憾の意を表明する旨述べるとともに、捜査への全面協力、綱紀粛正と再発防止のために必要な措置をとるよう強く要請した。これに対し、ドノバン臨時代理大使からは、本件は大変遺憾であり、ご遺族、横須賀市民、そして日本国民に対し深く弔意を表する、事態を深刻に受け止めており、捜査へは引き続き全面的に協力したい、また綱紀粛正・再発防止に最大限の努力をする旨の発言があり、また、ラーセン副司令官からも同様の応答があった。