報道発表

中東地域からの柔道代表選手等の来日について

平成18年1月6日
  1. わが国政府は、スポーツ交流を通じた中東地域における対日理解の促進・親日家育成の一環として、1月7日(土曜日)から1月20日(金曜日)まで、イラク・アフガニスタン・シリア・リビアから柔道選手およびコーチ計12名を招聘する。
  2. 一行は滞在中、財団法人講道館及び財団法人全日本柔道連盟の協力により、講道館での鏡開き式および集中トレーニング・公開練習に参加し、嘉納治五郎杯国際柔道大会に出場するほか、政府関係者への表敬や国内視察を実施する予定である。
  3. 今回の招聘により、柔道というわが国古来のスポーツを通じて、中東地域との友好関係が増進されるとともに、わが国に対する理解が深まることが期待される。

(参考)

(1)本件スポーツ交流支援事業は主として、日本発祥のスポーツを通じた対日理解の促進、親日家の育成を目的とし、平成14年度より開始。

(2)平成16年度は、7月25日~8月7日に、イラクから柔道選手およびコーチの計2名を招聘し、アテネ五輪出場に向けた講道館での強化トレーニング及び山下泰裕財団法人全日本柔道連盟理事(ロサンゼルス五輪金メダリスト)との合同記者会見を行ったほか、小泉総理等の要人を表敬。
 また、8月31日~9月15日に、イラクから柔道および陸上競技の選手・コーチの計8名を招聘し、アラブ大会出場に向けた講道館や筑波大での強化トレーニングを実施した。
 上記被招聘者は、それぞれアテネ五輪、アラブ大会に出場。アテネ五輪に出場したラーゼム選手は初戦敗退したものの、入場行進の際に旗手を務めた。また、アラブ大会に出場した柔道のハサン選手は銅メダルを獲得。

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