
ロシアのジュニア柔道チームの来日について
平成17年12月22日
- ロシアのジュニア柔道チームは、12月23日(金曜日)から12月30日(金曜日)まで、日露スポーツ交流事業として、昨年に続き、外務省の招聘により来日する。
- ジュニア柔道チームは、本邦滞在中の27日(火曜日)、福岡県宗像市において開催される第3回福岡国際中学生柔道大会(主催者:九州柔道協会、財団法人サニックススポーツ振興財団、西日本新聞社)に出場する。
- 本件招聘は、2003年1月の小泉総理の訪露の際、両首脳の間で採択された「日露行動計画」に基づき、スポーツ分野における日露間の交流を進展させる目的で山下泰裕東海大学教授の協力を得て実施するものであり、本年11月のプーチン大統領訪日の際、同大統領からも本件招聘に対して謝意表明がなされている。
- 同大会には、2004年9月にテロの惨事に見舞われた北オセチア共和国のベスランの学校の出身者も参加する。
(参考)
(1)わが国政府が招聘するロシアのジュニア柔道チーム「ヤワラM」(注:Mはロシア語で青少年を意味する単語の頭文字)は、プーチン大統領のイニシアティブにより1998年に設立され、シェスタコフ、ヴァシーリィ・ボリソヴィチ・ロシア柔道連盟会長が校長を務める学校の柔道クラブ「ヤワラ・ネヴァ」の青少年部門(7歳~17歳)であり、2000年4月にサンクトペテルブルクに設立された。「ヤワラM」は、ベスラン以外では、モスクワ、イルクーツク、クールスク州に支部を有する(本年、標記大会に参加するのは、サンクトペテルブルクとベスラン支部からの選抜者)。
(2)昨年の同大会では、わが国政府が招聘したロシアのジュニア柔道チームは第2位の成績を修めた。