
レバノンのレバノン国営テレビ局に対する一般文化無償資金協力について
平成17年10月19日
- わが国政府は、レバノン共和国政府に対し、レバノン国営テレビ局が番組ソフトおよび放送機材を購入するため(the Project for the Improvement of TV Programs and Broadcasting Equipment of the Lebanese National Television Station)、4,520万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が10月19日(水曜日)、ベイルートにおいて、わが方
駐レバノン国特命全権大使と先方ガーズィ・アリーディー情報大臣(Mr.Ghazi Aridi, Minister of Information)との間で行われた。
- レバノン国営テレビ局は、1957年に設立された同国唯一の国際放送局であり、ニュースと教育番組を中心として放映しており、同国の文化の向上に大きな役割を果たしている。
同局は、番組制作の質と量を向上させ、日本文化等を紹介する番組を放映することも目指しているが、同局が保有する放送機材は老朽化し、故障が多発しているが、同国の厳しい財政状況のため、必要機材の購入は困難な状況にある。
このような状況の下、レバノン政府は、レバノン国営テレビ局が番組ソフトおよび放送機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。