報道発表

パキスタンにおける地震被害に対する国際緊急援助隊・医療チームの派遣について

平成17年10月9日
  1. 我が国政府は、地震により甚大な被害が生じているパキスタンに対する支援として8日(土曜日)、国際緊急援助隊(救助チーム及び医療チーム)の派遣を決定したところであるが、国際緊急援助隊医療チーム21名(医師4名、看護士7名、薬剤師1名等)が10日(月曜日)、日本を出発する。
  2. わが国としては、今回の地震被害の被災者に対する人道支援の観点及びわが国とパキスタン政府との友好関係に鑑み、同国に対し、国際緊急援助隊の派遣を行うこととしたものであり、救助チーム49名(警察、消防、海上保安庁等の要員)は、9日(日曜日)午前、被災地に向け日本を出発した。

(参考)

  1. 8日(土曜日)日本時間午後12時50分頃、イスラマバード市北東約95キロメートル地点を震源とする大規模な地震が発生した。現時点における被害状況は不明だが、パキスタン政府の発表によれば、死者は最終的に一万人以上に上ると予想される。
  2. 上記支援の他、我が国政府は9日、約2,500万円相当の緊急援助物資の供与(毛布、テント、浄水器、発電機、ポリタンク、スリーピングマット、プラスチックシート、簡易水槽)を決定した。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る