報道発表

ウクライナ「大祖国戦争博物館」展示の旧日本軍兵士の所持品(日章旗)の返還について

平成17年7月21日
  1. 7月21日(木曜日)、総理官邸における日・ウクライナ首脳会談終了後、小泉純一郎総理大臣に対し、ユーシチェンコ・ウクライナ大統領より、ウクライナ「大祖国戦争博物館」展示の旧日本軍兵士の所持品(日章旗)の返還が行われる。
  2. 本件は、旧日本軍兵士の所持品と思われる日章旗がキエフ市内の「大祖国戦争博物館」に展示されていたところ、平成16年4月よりウクライナ政府側に返還を求めてきたもの。今般、ユーシチェンコ大統領の来日の機会に返還することが合意された。
  3. この日章旗は、所有者で大分県大分市に在住の山村喜聰(やまむら・よしさと)氏、(大正12年8月生まれ(81歳))に速やかに返還される予定である。

(参考)
山村氏は旧満州にて終戦を迎え、カザン(現ロシア)の収容所に送られて、そこで日章旗を没収された。没収された日章旗がその後どのような経路でウクライナの上記博物館に展示されるに至ったかは不明。

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