平成21年11月30日
これに対して、兒玉外務報道官よりは、要旨以下の点を述べました。
(1)当省としては、引き続き本件ダムに関するテレビ朝日側の主張には疑問があり、「多面的・重層的取材」をしていただければ、放送内容とは異なる認識が得られたはずであると考える。
(2)キャスターが根拠も示さずに一般的なODA批判を行ったことに関して回答がないのは残念である。
(3)一方で、部分的にではあれ、貴局より遺憾の意の表明があり、今後の報道においては、今回の指摘を真摯に受け止め、今後の取材および放送に活かしていきたいとの表明があったことは前向きに受け止めている。
(4)当省としては、外交政策やODAに対する客観的事実に基づく建設的な批判であるならば、これに真摯に向き合うものである。政策決定の際にはそれらの批判を参考とさせていただくつもりであり、政策を適切に国民に理解していただけるよう説明責任を果たしていきたいのでご協力いただきたい。
――以上
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