平成18年9月
外務省では、大学生の国際問題に対する関心と理解を深めるとともに、これからの国際社会で活躍できるディベート能力を高めていただくことを目的として、平成18年9月22日(金曜日)、東京の三田共用会議所において、「大学生国際問題討論会-フォーラム2006」を開催しました。
今回の論題は、1)「核兵器不拡散条約上の『核兵器国』以外で核兵器を保有し、若しくは新たに核兵器の開発を試みる国家に対するいかなる原子力協力にも、日本は反対すべきである。」、2)「政府は大幅な財政赤字を抱え、厳しい歳出削減が求められているが、国際社会における日本の地位にかんがみ、これ以上ODAは削減すべきでない。」の2つでした。意見書審査で選ばれた4チームによって極めてレベルの高い白熱した議論が交わされました。また、約70名の熱心な傍聴者の参加もあり、議論の模様をメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
大会の終了後は同会場内で懇親会も行われ、審査委員の先生方や出場者、傍聴者との間で、和やかに意見交換をする姿が見られました。
次回も多くの学生の皆様の本件討論会への積極的なご参加を期待しています。
大会結果は次のとおりです。
鹿島 由季子さん 聖心女子大学文学部4年
小関 亜紀さん 聖心女子大学文学部4年
鈴木 麻希さん 聖心女子大学文学部4年
斉藤 亜紀人さん 早稲田大学法学部3年
河原 哲夫さん 早稲田大学法学部3年
目黒 陽介さん 早稲田大学法学部3年
平野 圭祐さん 東京大学大学院公共政策学教育部1年
加藤 直子さん 東京大学大学院公共政策学教育部1年
平松 彩子さん 東京大学大学院法学政治学研究科1年
松本 晋平さん 慶應義塾大学総合政策学部3年
松室 伊織さん 慶應義塾大学総合政策学部4年
杉本 峻之さん 慶應義塾大学総合政策学部2年
高島 肇久 氏 外務省参与
古川 佑子 氏 大学評価・学位授与機構客員教授
下村 郁夫 氏 政策研究大学院大学教授